今日まで感染症の流行は、ヨーロッパではしばしば都市のあり方について再考を促す原動力となっています。
例えば今回のコロナ流行によって、最も打撃をうけたのは、都市部であります。都市化は資本の集中投下のよって資本経済の恩恵が多いものの、混雑する通勤、狭い住宅など三密の生活であり、重症化すると言われる高齢化社会にやさしい環境ではありません。
また、直下型地震のリスクが多いゆえ、首都園を脱出するチャンスでもあります。世界の大都市では、感染の不安や外出禁止の不自由さに耐えられない人達は、地方へ脱出しています。
企業も国家機関も機能を地方に分散する良い機会かもしれません。