コロナ戦争勝利法(呼吸器内科専門医より)

半生を呼吸器内科医として歩んだ元大学病院長が、大敵コロナ鎮圧の才略を追います

35 今はミサイル防衛よりコロナ防衛費を

 今日、河野防衛大臣が陸上配備型の弾道ミサイル迎撃システム(イージス・アシュアー)の秋田、山口両県配備計画を停止すると表明いたしました。
 
 かつて私は防衛医科大学に12年間勤務しており、防衛費の無駄使いを沢山見てきたので、極超音速ミサイルの登場を見越して、迎撃できないイージス・アシュアーの購入を白紙撤回した河野防衛大臣の勇気にエールを送りたいと思います。
 
 我が国の防衛装備は、日米同盟の下で最先端ではない米国製の武器さえ購入すれば良いという惰性は考え直すべき時期と思われますがいかがでしょうか?。

 さて、コロナ戦争を勝利に導くには新型コロナウイルス感染第2波3波、近未来予測される呼吸器感染症の対策として、武器である人工呼吸器、体外式膜型人工肺(ECMO)の準備及び戦士としての感染症・呼吸器内科医療従事者育成に軍資金を使わなければならないと思います。
 
 今回イージス・アシュアーを撤回した3500億円の費用はコロナ戦争勝利の為に向けて欲しいものです。