コロナ戦争勝利法(呼吸器内科専門医より)

半生を呼吸器内科医として歩んだ元大学病院長が、大敵コロナ鎮圧の才略を追います

38 対コロナは常在戦場(山本五十六)で戦いましょう

 常在戦場とは「常に戦場にあり」の意味で、太平洋戦争時における連合艦隊司令長官 山本五十六の言葉であり、長岡出身の山本五十六の信条であります。

 

 私はこの4月1日より緊急宣言中、約3か月間、仕事で東京と長岡を(医師免許コピーを携えながら)週1往復していました。東京ではコロナ患者さんを非常勤病院で診察、長岡では老健にてコロナ対策等を行い、きわめて多忙な日々でありましたが、長岡では尊敬する山本五十六の記念館をよく探索いたしました。

 

 今まさしくコロナ戦争の真っ最中であるのに、社会は非常事態宣言も解除され、東京の街には人が溢れ始めました。人々は感染が終息したと、希望的観測に浸っています。しかし、ワクチンも特効薬も開発されていない今日、インフルエンザ流行と重なる秋・冬には、第二波第三波は必然的に起こるでありましょう。

 

 対コロナ戦争の勝利法は、平素の日々で常在戦場の緊張を持続し、常に消毒・マスク・うがい・ソーシャルディスタンスを保ちながら防戦(コロナ予防)する他ありませんが、いかがでしょうか?

 

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