コロナ戦争勝利法(呼吸器内科専門医より)

半生を呼吸器内科医として歩んだ元大学病院長が、大敵コロナ鎮圧の才略を追います

8 靴底でコロナウイルスを運んでいる。

 50年以上前の信州大学附属病院は土足厳禁でスリッパに履き替え、20年前母が患者として大変お世話になった結核病棟でも当然土足厳禁でありました。

 私はその後の防衛医大講師室、東京医大教授室、病院長室は土足厳禁、今の施設長室も土足厳禁にしています。またコロナ戦争が始まってからは、施設入所者全てを写真のごとく土足アルコール消毒を行っています。

 米国疾病対策センター(CDC)の発表では集中治療室で働く医療従事者の靴底からのサンプルの内50%が陽性でした。また、医療従事者だけが出入する薬局の床は陽性率が100%であったとのことでした。

 かつてフランスに4年間留学した時は通算5回引越ししましたが、いつでも土足厳禁のアパートにしていました。日本の感染者が欧米諸国に比べて少ないのは、玄関で靴を脱ぐ習慣のお陰かもしれません。

 

f:id:CoronavirusBuster:20200425101752j:plain