コロナ戦争勝利法(呼吸器内科専門医より)

半生を呼吸器内科医として歩んだ元大学病院長が、大敵コロナ鎮圧の才略を追います

9 今こそ文化、芸術が必要である

 私の趣味の一つに、月一度の歌舞伎鑑賞がありますがこの3か月ご無沙汰です。医者の仕事から完全に離れ、別社会に導いてくれる故、私の生命維持装置は文化、芸術に触れることと言っても過言ではありません。

 

 ドイツのグルツタース文化大臣はコロナウイルスによる文化的イベントなどの中止に(フリーランスの芸術家への無制限の支援)を表明しました。具体的には1兆円を超える文化支援であります。

 

 自分の命の次に大事なものは一人一人違います。今外出禁止、人と触れ合えない、心がさく裂してしまう状況の中で、生命維持装置、人工呼吸器は私達の心を救ってはくれません。生命の火を消さないようにするためにはどうすればよいか?当然科学も大事であるがアートこそ生命維持装置であります。歌舞伎座の緞帳が上がるのが待ち遠しい。

 

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