コロナ戦争勝利法(呼吸器内科専門医より)

半生を呼吸器内科医として歩んだ元大学病院長が、大敵コロナ鎮圧の才略を追います

16 防衛省・自衛隊による素晴らしい医療体制

 私は、かつて防衛医科大学呼吸器内科の指導医として12年間勤務していました。当然有事の際の呼吸器感染症対策は重要な教育、研究の命題でありました。

 

 今、その当時の教え子が自衛隊中央病院陸上自衛隊化学学校(大宮)などの中枢に勤務していて、誇らしい限りであります。先ずは1月31日クルーズ船(ダイアモンド・プリンセス号)や中国・武漢からの帰国者等感染対策の任務にあたり、自衛隊中央病院ではすでに陽性者200名近くをうけいれていますが、1名も院内感染には至っておりません。

 

 現自衛隊中央病院長X先生は仕事を以前共にし、呼吸器内科専門医であり極めて優秀なDr.でありますが、「専門医官が少なすぎる」と聞いておりました。

 日本のコロナ戦争勝利法は、防衛医科大学出身者だけに国防を任せるのではなく、イスラエルのように民間が感染症防衛に積極的に参加して、民間の医科大学・病院などで、多数の呼吸器及び感染症専門・医療従事者を育成して、感染症対策のノウハウを共有することが急務と思われます。

 

 それこそが、コロナ戦争勝利法ではないでしょうか?

 

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自衛隊中央病院のウェッブサイトから