18 ワクチンは来年オリンピックに間に合うのか?
ジェンナーが100年前種痘ワクチンを牛(ワクチン)から発見して以来、人類VSウイルスの戦いで人類勝利の最大武器はワクチンであります。
結核は、生ワクチン、インフルエンザは不活性化ワクチンが開発され、鶏の卵の中で培養した細胞でウイルスを増やして作ります。
作る過程からウイルスそのものを使うため、増殖の確認をするために時間を要するのです。
しかし、新型コロナウイルスのワクチン開発は短縮して是非来夏の東京五輪・パラリンピックに間に合わせなければなりません。
そのためには「遺伝子ワクチン」と言われるウイルスの遺伝情報や遺伝子組み換え技術を使う新しいタイプのワクチンが最短で開発されています。
今、世界各国は米中など主導権争いをしていますが、ノールウエイにある国際組織の感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)におけるワクチン開発及び、米マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏多額寄付会社のビル&メリンダ・ゲイツ財団などは、国の利権を超えた人類の為の開発を進め、大変興味深い試みです。